外国人が日本で職を得る手段の1つとしても、派遣を利用することができます。ここでは、外国人が派遣会社へ登録するために必要な手続きや、派遣で紹介される仕事内容、メリットやデメリットなどについて調査した内容をまとめています。

外国人が派遣会社登録するためにはどうすればいい?

多くの場合、外国人が派遣会社へ登録するには日本で就労が可能な状態である必要があります。短期滞在ビザではなく、就労ができる在留資格を持っている、または永住者であることを証明できる外国人登録証明証があれば、日本国籍を持つ人と同様の手続きで派遣会社へ登録することになります。

外国人におすすめの派遣会社の仕事内容

現在外国人が日本で派遣として働ける仕事内容は幅広く、外国人観光客の多いショップで語学を活かした接客や外資系企業に勤める外国人社員の補佐といったものから、調理補助やレジといった高度な語学を必要としない仕事まで紹介が可能です。
ただ、就労可能な在留資格を持っていても、申請した職種以外の仕事に就くことが難しいため、おすすめの仕事内容には個人差があります。たとえばオフィスワークで在留許可を取っている人が単純労働に従事することはできなかったり、その逆もあるので注意しましょう。

外国人派遣社員の勤務日や時間帯

外国人であっても、日本国籍の人と同様の勤務形態が守られるよう、法律で定められています。しかし、留学生として来日している外国人の場合は、勉強という本来の目的から外れることのないよう、就労可能な時間が週28時間以内と決められています。長期休業中であれば週40時間、1日8時間以内の就労が可能ですが、休業中でない留学生は週休2日の場合、1日5時間程度の勤務時間となります。

外国人の派遣社員の給料や年収はどれぐらい?

外国人も日本人も、仕事に従事する際にもらえる給料については、最低賃金法で定められた給料以上で雇うことが法律で決まっています。最低賃金は地域によっても差がありますが、東京の場合は平成30年4月現在で958円となっています。時給958円で週5日8時間働いた場合の給料はおよそ15万ほどとなり、年収にすると180万程度となりますが、特定の技術や資格を有する外国人の場合、この最低賃金よりも高い金額で雇う必要があり、仕事内容によっては日本人より良い条件で働いている外国人も多いのです。

外国人の派遣登録のメリット

外国人が派遣登録するメリットとして、1番大きい点は最低条件での雇用が確保されるところです。外国で働く場合に、直接雇用だとちゃんと給料が支払われるか、法定通りの雇用条件が守られるかといった点に不安が残ります。その点、派遣で紹介された仕事なら雇用元が派遣会社となるため、契約通りの給与や休暇を得られることができるのです。研修制度や福利厚生も直接雇用より手厚い場合が多く、期間ごとの更新なので帰国の予定がある場合でもスムーズに退社の手続きを取ることができます。

外国人の派遣登録のデメリット

外国人が派遣登録する際に、1番のハードルとなるのは語学でしょう。ほとんどの派遣会社では、登録の際に日本語での対応となるため、ある程度日本語を理解する能力が備わっていないと登録するのが難しくなります。また、長期間働きたい外国人にとっては、期間ごとの更新に不安が残る場合もあるでしょう。

外国人で派遣社員から脱出して正社員へなるには?

外国人が派遣社員から正社員へなるルートとしては、直接雇用の会社へ応募して採用されるか、紹介予定派遣へ応募するかの2種類となります。紹介予定派遣とは、将来的に正社員として採用することを前提として契約する派遣社員のことで、数か月~1年など一定の試用期間のような時期を経て、双方に問題がなければ直接雇用となる制度です。

外国人の派遣社員におすすめの資格や免許

日本人が海外で働く際と同様に、日本語をある程度理解するという目安になる語学系の資格がおすすめです。外国人向けの求人で「N1,N2以上」といった表記をよく見かけますが、これは日本語能力検定のランクを表しています。語学系の資格以外には、MOSや運転免許などもおすすめです。基本的には、希望する職種に合ったジャンルの資格を取っておくとよいでしょう。

外国人男性の方におすすめの人材派遣会社の登録先

外国人男性が派遣登録する際におすすめの人材派遣会社としては、パソナやランスタッドなどが挙げられます。どちらもグローバルな職種や高い技能を有する人材向けの求人が多く、男女問わずスキルアップにチャレンジしたい人向けの案件を多く扱っているのが特徴です。

外国人女性の方におすすめの人材派遣会社の登録先

外国人女性におすすめの派遣登録先としては、テンプスタッフやスタッフサービスなどがあります。日本では翻訳や通訳、アシスタントといった職種では女性が多く採用される傾向があり、女性向けの求人も多く扱っている点と、マナー研修やスキルアップ講習といった、女性が気にしやすい福利厚生が手厚いという特徴もあります。

外国人の派遣登録についての調査まとめ

いかがでしょうか。この記事をご覧になっている方は、外国人の知人や友人が日本で派遣として働く場合の情報を探している日本人の方が多いと思います。外国人向けの派遣会社はまだまだたくさんあるので、少しでも日本で働く外国人の方をサポートする材料となれば幸いです。